日本近代仏教史研究会
Society for the Study of Modern Japanese Buddhist History

研究大会の記録


第23回日本近代仏教史研究会研究大会(2015年5月16日)
東京都・大正大学

【研究発表】
[第1部会]
小林惇道(大正大学大学院)日清・日露戦争後における戦死者慰霊の位置と仏教
矢吹康英(立正大学大学院)近代日蓮教団史の一研究―日蓮遺文削除問題をめぐって
栗山寛(龍谷大学大学院)戦間期における仏教者の戦争観―井上秀天を中心に
ブレニナ・ユリア(同朋大学)「満州国」の「精神的開発」―田中智学の『渡満行紀』を中心として
坂井田夕起子(桃山学院大学)"救国"と"親日"のあいだ―1930年代中国仏教の改革派と日本

[第2部会]
酒井秀暢(愛知学院大学大学院)近代時宗教団の再編成
田野尻哲郎(東京大学大学院)野口晴哉における仏教理解―近代日本民衆のスピリチュアリティーと科学
栗田英彦(日本学術振興会)近代仏教としての修養―藤田霊斎の思想と活動
大澤絢子(東京工業大学大学院)近代的「人間親鸞」像と『歎異抄』―六角夢想の表象を中心に
長谷川琢哉(大谷大学)明治20年代の仏教と哲学をめぐる論争と清沢満之
栗本眞好(元・花園大学大学院)会沢正志斎の『新論』と仏教

[合同部会]
池田智文(龍谷大学)近代「国史学」における仏教と神道
碧海寿広(東洋大学東洋学研究所)近代仏教の「外」の真宗へ―近角常観研究からの展開
オリオン・クラウタウ(東北大学)幕末期における仏教の言説的展開―龍温の護法思想を中心として
大谷栄一(佛教大学)大正時代の仏教社会主義―豊田剣陵の生涯と思想


【シンポジウム 高等教育からみる近代日本の宗教】
江島尚俊(田園調布学園大学)近代高等教育行政における宗教
柴田泰山(大正大学)浄土宗学にとっての近代化
大江満(立教学院史資料センター)文部省訓令十二号問題と立教学院
小柳敦史(沼津工業高等専門学校)宗教研究という敬虔―京都帝国大学における基督教学講座の成立
コメンテーター:林淳(愛知学院大学)司会:江島尚俊


第22回日本近代仏教史研究会研究大会(2014年5月10日)
東京都・駒澤大学

【研究発表】
長倉信祐 (日蓮正宗教学研鑽所) 「近代日蓮宗富士派の興学布教をめぐる諸問題」
栗本眞好(花園大学)「朝彦親王と明治政府の宗教政策」
高本康子(北海道大学) 「戦時期日本の「喇嘛教」工作」
君島彩子(総合研究大学院大学) 「大阪万博と仏教―山崎良順の活動を中心に」
江島尚俊(大正大学) 「近代高等教育制度のなかの宗門系大学
佐藤文子(佛教大学) 「国家仏教論という思想」
上野大輔(慶応義塾大学) 「草創期の近世史叙述における仏教像
オリオン・クラウタウ(ハイデルベルク大学) 「戦後歴史学と日本仏教・研究序説」

【特別企画】 
《対談》日本仏教史研究の五十年
中尾堯 (立正大学名誉教授)
圭室文雄 (明治大学名誉教授)

(司会)林 淳 (愛知学院大学)


 第21回日本近代仏教史研究会研究大会 (2013年5月11日)
京都府・大谷大学

【研究発表】
栗本眞好(花園大学研究生) 「大国隆正の世界観と仏教批判」
山本彩乃(元佛教大学大学院) 「『中外日報』にあらわれた奥村五百子の歴史社会学的研究」
柴田幹夫(新潟大学国際センター) 「台北「西本願寺広場」と高雄「逍遙園」について」
林淳(愛知学院大学) 「近代仏教としての修験道」
Bernat MARTI-OROVAL(バレンシア大学)  「清沢満之の宗教哲学における浄土観」
長倉信祐(日蓮正宗教学研鑽所)  「近代日蓮宗富士派の帝都弘通をめぐって」
野村佳正(防衛大学校・日蓮宗現代宗教研究所嘱託)  「満州事変と日蓮信仰―石原莞爾の理解と実践―」
山本浄邦(佛教大学大学院)  「東本願寺立光州実業学校 その失敗理由の再検討―新史料『明治三十一年 韓国布教日記』と外交史料を中心に―」
坂井田夕起子(大阪大学非常勤講師)  「淨円寺所蔵『藤井草宣資料』の中の中国-残された仏教雑誌類を中心に―」

【シンポジウム 「近代仏教」にとって、アジアとは何であったのか―植民地布教の展開・再考― 】
パネリスト
諸点淑(韓国・東西大学校)
陳継東(青山学院大学)
松金公正(宇都宮大学)
コメンテーター 藤井健志(東京学芸大学)


 第20回日本近代仏教史研究会研究大会 (2012年5月12日)
東京都・青山学院大学

【研究発表】
吉永進一(舞鶴工業高等専門学校) 「『新佛教』研究の現状と展望」
水島見一(大谷大学) 「近現代大谷派教学史研究の意義とその研究方法について」
小川原正道(慶応義塾大学) 「対華二十一箇条要求と仏教―布教権をめぐって」
圭室文雄(日本近代仏教史研究会長・明治大学) 「明治初期の宗教政策」
下田正弘(東京大学) 「「インド学としての仏教学」再考」

【シンポジウム 近代の仏教とキリスト教】
パネリスト
芦名定道(京都大学) 「キリスト教にとっての仏教の意味 ―近代日本・アジアの文脈から―」
大谷栄一(佛教大学) 「「プロテスタント仏教」概念を再考する」
ケネス田中(武蔵野大学) 「アメリカ仏教への貢献者 Paul Carus(1852-1919)―キリスト教と異なる「科学の宗教」としての仏教―」
司 会  陳 継東(青山学院大学)  コメンテーター 林  淳(愛知学院大学)



 第19回日本近代仏教史研究会研究大会 (2011年6月4日)
埼玉県入間郡・淑徳大學

【研究発表】
徳永前啓(立正大学大学院) 「近代日蓮教団の動向―松森霊運の行動を中心に―」
ベルナット・マルティ・オロバル(バレンシア大学) 「清沢満之の宗教哲学における霊魂滅否論について」
森新之介(日本学術振興会) 「鎌倉新仏教史観の形成過程」
坂輪宣政(立正大学日蓮教学研究所) 「東京の寺院の敷地移動―明治維新前後を中心に―」
石井公成(駒澤大学) 「「人間聖徳太子」の誕生―戦中から戦後にかけての聖徳太子観の変遷―」
山本彩乃(佛教大学大学院) 「近代仏教メディアの誕生とそのメディア学的意義」
栗田英彦(東北大学大学院) 「真宗僧侶と岡田式静坐法」
寺戸尚隆(龍谷大学) 「戦時教学としての「日本仏教」と林銑十郎内閣」

【シンポジウム 十五年戦争と近代仏教】
発題1 八木英哉(浄土宗総合研究所) 「『時局伝道教化資料』に見る浄土宗の戦時布教方針―特に天皇=阿弥陀仏の表現について―」
発題2 オリオン・クラウタウ(日本学術振興会) 「十五年戦争期の日本仏教論―アカデミズムを中心に―」
発題3 白川哲夫(甲南大学) 「もうひとつの靖国―戦死者追弔の近現代史―」
司会:大谷栄一(佛教大学)  コメンテーター:武田道生(淑徳大学)


 第18回日本近代仏教史研究会研究大会 (2010年5月22日)
東京都渋谷区・國學院大學

【研究発表】
陳継東(武蔵野大学) 「『北京護法論』の二つのテキスト」
碧海寿広(宗教情報リサーチセンター) 「仏教日曜学校の実践―大正期を中心に―」
梁明霞(国際日本文化研究センター) 「日露戦争前後の宗教界の戦争観―『新仏教』と『六合雑誌』を中心に―」
オリオン・クラウタウ(日本学術振興会・外国人特別研究員) 「村上専精と「日本仏教の特色」」
戸浪裕之(國學院大學研究開発推進機構伝統文化リサーチセンター) 「島地黙雷と白蓮教会」

【シンポジウム「問い直される近代仏教」】
司会・コメンテーター 林淳(愛知学院大学)
発題1 大谷栄一(佛教大学) 「近代仏教史研究の現状とその課題」
発題2 藤田大誠(國學院大學) 「神道史からみた近代仏教」
発題3 菊地暁(京都大学人文科学研究所) 「人類学史(研究)からみた近代仏教(研究)」



 第17回日本近代仏教史研究会研究大会 (2009年6月20日)
東京都豊島区・大正大学

【研究発表】
齋藤知明(大正大学大学院) 「澤柳政太郎にみる仏教観と道徳教育」
菊池結(大正大学大学院) 「近代日本の仏教と社会活動―渡辺海旭のドイツ留学を中心に―」
隈元正樹(東洋大学大学院) 「近代仏教における慰霊と顕彰―日蓮宗東郷寺の創建と展開を通して―」
髙山秀嗣(龍谷大学仏教文化研究所) 「九州における真宗ネットワークの存在とハワイ初期開教」
坂井田夕起子(大阪教育大学) 「玄奘三蔵の骨の行方―日本における八カ所の奉安をめぐって―」
三浦周(大正大学綜合佛教研究所) 「明治中期における排耶論の諸相―『破邪叢書』を中心に―」
新堀歓乃(東京藝術大学) 「近代日本における仏教音楽と布教活動―浄土真宗による仏教洋楽から真言宗のご詠歌へ―」
髙本康子(群馬大学国際教育・研究センター) 「明治仏教とチベット―能海寛『世界に於ける仏教徒』を中心に―」
ランジャナム・コパディヤーヤ(名古屋市立大学) 「日本山妙法寺・藤井日達とその弟子たちの「西天開教」」
【特別講演】
星野 英紀(大正大学) 「戦時下仏教者の思想構造―高神覚昇を例として―」


 第16回日本近代仏教史研究会研究大会 (2008年5月31日)
東京都品川区・立正大学

【研究発表】
碧海寿広(慶應義塾大学大学院) 「儀礼と近代仏教―『新仏教』の論説から―」
指方伊織(大谷大学大学院) 「M.L. ゴードンの大乗非仏説論―宣教師がもたらした近代仏教学―」
塩野俊恭(佛教大学大学院) 「出羽三山と庄内藩」
長倉信祐(大正大学綜合仏教研究所) 「天璋院篤姫の法華信仰をめぐって―薩摩藩奥女中「小野嶋」との関係を中心に―」
山本邦彦(佛教大学大学院) 「植民地朝鮮における監獄教誨―1920年代を中心に―」
大澤広嗣(東洋大学アジア文化研究所) 「戦時下フランス領インドシナにおける文化工作―大日本仏教会、国際仏教協会を中心に―」
柴田幹夫(新潟大学) 「大谷光瑞と清国開教―光瑞書簡を手がかりにして―」
西村明(鹿児島大学) 「遺骨収集・戦跡慰霊と仏教者たち」
木村勝行(日蓮宗現代宗教研究所) 「岡田資将軍と近代仏教」
【特別講演】
西山茂(東洋大学) 「杉山辰子とその教団―仏教系新宗教研究史の「失われた輪」の発見―」



 第15回日本近代仏教史研究会研究大会 (2007年5月19日)
東京都世田谷区・駒澤大学

【研究発表】
林淳(愛知学院大学) 「一九三〇年、「仏教とマルクス主義」をめぐる論争とその歴史的意義」
オリオン・クラウタウ(東北大学大学院) 「辻善之助の近世仏教像とその歴史的意義」
三浦周(大正大学大学院) 「排耶論―概念形成の過程について―」
菅野洋介(駒澤大学) 「幕末期における修験の動向と秩序形成―武州入間郡を事例に―」
坂輪宣政(立正大学日蓮教学研究所) 「明治中期における僧侶の妻帯事情について」
繁田真爾(早稲田大学大学院) 「日清戦争前後の真宗大谷派教団と「革新運動」―「精神主義」の起源―」
日野圭悟(大谷大学) 「明治期真宗大谷派における保守主義―細川千巌を中心に―」
ランジャナ・ムコパディヤーヤ(名古屋市立大学) 「日本仏教の戦後の「国際化」とブッダガヤで寺院の建設」
大澤広嗣(國學院大學日本文化研究所) 「馬来軍政監部の渡辺楳雄―仏教学者の戦時徴用―」
守屋友江(阪南大学) 「一九三〇年代に来日した日系アメリカ人開教使候補生」
柴田幹夫(新潟大学) 「大谷光瑞とシンガポール本願寺について―『渡邊智修日記』を中心として―」
【特別講演】
石井公成(駒澤大学仏教学部) 「明治期における海外渡航僧の諸相」


 第14回日本近代仏教史研究会研究大会 (2006年5月20日)
東京都豊島区・大正大学

【研究発表】
江島尚俊(大正大学大学院) 「近代社会における仏教の位置―矢吹慶輝を中心に―」
松本郁子(京都大学大学院) 「浦潮本願寺の成立と発展」
三浦周(大正大学綜合仏教研究所) 「『闢邪管見録』の考察」
藤井健志(東京学芸大学) 「戦後台湾における日本仏教の活動」
【特別講演】
孝本貢(明治大学) 「戦没者慰霊研究の課題」



 第13回日本近代仏教史研究会研究大会 (2005年6月4日)
東京都杉並区・佼成図書館視聴覚大ホール

【研究発表】
大澤広嗣(大正大学大学院) 「国際仏教協会の組織と活動」
辻村志のぶ(日本学術振興会) 「藤井日達のアジア像」
坂輪宣政(立正大学日蓮教学研究所) 「明治初期寺院明細簿にみる日蓮宗寺院の様相」
今井昭彦(埼玉県立熊谷女子高等学校) 「近代日本における戦死者祭祀―佐賀の乱を事例として―」
三浦節夫(東洋大学井上円了記念学術センター) 「井上円了の初期思想について」
【特別講演】
大濱徹也(北海学園大学) 「宗教アーカイブズの責務と課題」
【見学】
佼成図書館


 第12回日本近代仏教史研究会研究大会 (2004年5月22日)
東京都板橋区・淑徳短期大学

【研究発表】
藤森雄介(淑徳大学) 「雑誌『共生』よりうかがえる昭和初期の椎尾弁匡と「共生会」の動向について」
古賀克彦(国府台女子学院) 「宮崎圓遒の仏教史研究―没後二〇年を迎えて―」
モール・ミシェル(立命館大学) 「平塚らいてうが見た近代の宗教とその評価」
西山茂(東洋大学) 「東北地方における創価学会系寺院の成立と展開」
【特別講演】
圭室文雄(明治大学) 「明治初年の寺院明細簿にみる諸宗派の分布と実態」



 第11回日本近代仏教史研究会研究大会 (2003年5月22日)
東京都豊島区・大正大学

【研究発表】
巌谷勝正(祐天寺) 「「祐天信仰」の成立と展開」
小池満秀(高野山大学密教文化研究所) 「批判精神の系譜学―慈雲をめぐって―」
滝口正哉(立正大学大学院) 「幕末期の富興行について―天保一三年禁令とその後―」
寺田喜朗(東洋大学大学院) 「東北地方における契約講の現代的様相とその変容―仙台市泉区西村根白石の事例から―」
岡田正彦(天理大学) 「自己同一性のための「他者」―井上円了の「妖怪学」と近代的宗教意識―」
谷川穣(京都大学研修員) 「近代仏教史における佐田介石の位置」
辻村志のぶ(東京大学大学院) 「近代日本仏教と「国際」」
大場一石(大正大学大学院) 「太平洋戦争における兵士の死生観と教誨師の活動」
小島伸之(東洋大学大学院) 「仏教系新宗教における得度・受戒―念法眞教を事例として―」
【特別講演】
藤井正雄(大正大学) 「葬祭と仏教―過去を振り返り、将来を展望する―」


 第10回日本近代仏教史研究会研究大会 (2002年5月18日)
東京都文京区・東洋大学

【研究発表】
三浦節夫(東洋大学井上円了記念学術センター) 「井上円了と清沢満之」
守屋友江(阪南大学) 「高島米峰論」
大西克明(東洋大学大学院) 「日蓮宗勝劣派における謗法現象の変遷」
今井昭彦(熊谷女子高等学校) 「近代日本における戦死者祭祀―忠霊塔建設運動をめぐって―」
ランジャナ・ムコパディヤーヤ(東京大学大学院) 「日本における仏教と近代化―「社会参加仏教」の展開―」
田垣範子(東洋大学大学院) 「法音寺亀岡法座の形成過程」
渡辺雅子(明治学院大学) 「ブラジルにおける霊友会系諸教団の展開」
【特別講演】
竹村牧男(東洋大学) 「清沢満之と寸心・大拙」



 第9回日本近代仏教史研究会研究大会 (2001年5月12日)
東京都世田谷区・駒澤大学大学会館

【研究発表】
菅原洋介(駒澤大学大学院) 「近世後世の僧侶・社家と地域社会―奥州伊達郡を事例として―」
鈴木雅晴(蓮田市史編纂委員会) 「近世後期の神葬祭運動―浜松藩領の神葬祭運動―」
陳継東(武蔵野女子大学) 「近代日中仏教の再接近―小栗栖香頂の北京日記を資料として―」
林淳(愛知学院大学) 「明治三年陰陽道廃止をめぐる一考察」
牧之内友(北海道大学大学院) 「戦時期の宗派合同」
守屋友江(阪南大学) 「浄土真宗のアメリカ化―その現状と課題―」
小野光琳(立正大学) 「ベトナム戦争時における日本仏教徒のベトナム支援について」
【特別講演】
山内舜雄(駒澤大学名誉教授) 「曹洞宗の二〇世紀―道元禅の近代化過程とその展望―」


 第8回日本近代仏教史研究会研究大会 (2000年3月24日)
京都府京都市北区・大谷大学博綜館

【研究発表】
マイカ・アワーバック(プリンストン大学大学院) 「近代日本の他民族支配と仏教―東本願寺千島布教をめぐって―」
熊本英人(曹洞宗総合研究センター) 「近代曹洞宗と出版をめぐって」
安藤和彦(京都文教短期大学) 「渡辺海旭と仏教社会事業思想」
【特別講演】
寺川俊昭(大谷大学名誉教授) 「清沢満之と近代教育」



 第7回日本近代仏教史研究会研究大会 (1999年3月27日)
東京都千代田区・明治大学大学院南講堂

【研究発表】
廣瀬史彦(駒澤大学大学院) 「寺院の朱印改について」
梅田隆行(筑波大学大学院) 「暁烏敏の研究」
福島栄寿(光華女子大学) 「近代日本の仏教と女性―仏教婦人雑誌『家庭』をめぐって―」
【特別講演】
長谷川匡俊(淑徳大学) 「大正・昭和戦前期の寺院社会事業をめぐって」


 第6回日本近代仏教史研究会研究大会 (1998年3月28日)
東京都千代田区・日本大学会館

【研究発表】
陳継東(東京大学大学院) 「小栗栖香頂の『真宗教旨』の内容及び中国での反響」
堀口良一(帝塚山大学) 「「教法」・「治教」・「宗教」―島地黙雷の「宗教」認識―」
藤井健志(東京学芸大学) 「近代仏教の海外布教―研究史の再検討―」
【特別講演】
古田紹欽(松ヶ岡文庫) 「日本人と近代仏教」



 第5回日本近代仏教史研究会研究大会 (1997年3月29日)
東京都品川区・立正大学大崎校舎

【シンポジウムテーマ「近代仏教研究を問う」】
パネラー:大隅和男(東京女子大学)、西山茂(東洋大学)、木場明志(大谷大学)
司会:林淳(愛知学院大学)



 第4回日本近代仏教史研究会研究大会 (1996年3月30日)
東京都新宿区・早稲田大学国際会議場

【研究発表】
遠藤潤(日本学術振興会) 「後期国学における排仏意識と他界観」
清水海隆(立正大学) 「明治期の日本における仏教社会福祉活動の動向について」
赤松徹真 「総力戦下の仏教教団―西本願寺教団の場合―」
洗建(駒澤大学) 「宗教法人法をめぐる問題」
【特別講演】
小山宙丸「一宗教哲学者からの視点」


 第3回日本近代仏教史研究会研究大会 (1995年3月25日)
東京都文京区・東洋大学甫水会館

【研究発表】
菅根幸裕(千葉県立総南博物館) 「明治維新における聖の動揺について」
工藤信人(東洋大学大学院) 「日蓮主義青年団から新興仏青へ―妹尾義郎における三つの「反」―」
福島栄寿(大谷大学大学院) 「親鸞言説と近代」
【特別講演】
菅沼晃(東洋大学) 「井上円了の哲学」



 第2回日本近代仏教史研究会研究大会 (1994年3月26日)
東京都新宿区・日本大学会館

【研究発表】
大谷栄一(東洋大学大学院) 「一九二〇年代における田中智学の日蓮主義運動をめぐって―運動としての「法国冥合」のパースペクティヴ―」
熊本英人(曹洞宗宗学研究所) 「大正・明治初期の曹洞宗における「寺族」問題」
藤原正信(平安高等学校) 「教部省行政下の仏教」
【特別講演】
森岡清美(成城大学) 「明治維新期における僧尼身分の解体について」


 日本近代仏教史研究会 発会式 (1992年12月21日)


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